G-H2CBCLKKEN 現役理学療法士が教える!国家試験の勉強法

理学・作業療法士 国家試験 勉強法

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〈現役理学療法士が教える!〉理学・作業療法士国家試験の勉強方法

こんな悩みがあるのではないでしょうか?

あなた
あなた
  • 国試の勉強法ってどうやればいいのだろう?
  • どの参考書で勉強すれば合格できるの?国試の過去問を5~10年分解くことを10周するやQBを丸暗記すれば合格できるの?

など様々な情報があり不安に感じる方が多いと思われます。

国家試験の勉強法のコツを理解・真似することで、誰でも、参考書の内容の理解・暗記をすることが出来るようになります。

国家試験に落ちてしまう原因

適切な量をこなせば合格しやすくなりますが、同じ資料で同じ授業を受けても知識に差が出るように、国家試験の勉強でも習熟度に差が生じます。

その為、同じ勉強時間でも点数が伸びる生徒と伸びない生徒が出てきてしまいます。

例えば…

過去問10年分を2周し、模試で同じような内容の問題が出たとします。

過去問をしっかりとこなし、暗記している生徒は難なく正解にたどり着くことが出来ると思います。

しかし、ただ問題集をこなしている生徒は複雑な選択肢に迷ってしまい間違いを選択してしまう可能性が高くなってしまうことが多いです。

このように他の生徒と同様の量をこなした生徒でも知識・暗記量によって差が生じます。

結果、国家試験に落ちてしまう原因として

  • 過去問や参考書をこなしているだけで内容を暗記していない。
  • 資料がない状態でもはっきりと思い出せるように記憶力を鍛えられていない。

などが挙げられます。

前置きが長くなりましたが…

5分で読めるので、国家試験の勉強法を知りたい方は、最後まで読んでみてください。

国家試験の勉強方法

勉強方法は4ステップに分けられます。

  1. 基礎知識(解剖学・生理学・運動学)を重点的に暗記する
  2. 専門的知識の基礎を暗記する
  3. 専門的知識と基礎知識を結び付ける
  4. QBや過去問を解いてみる

1つずつ解説していきます。

 1.基礎知識(解剖学・生理学・運動学)を重点的に暗記する

解剖学・生理学・運動学は理学・作業療法士にとって基礎になる部分です。

暗記が中心の科目になりますが、解剖学と生理学、解剖学と運動学をそれぞれ結び付けて勉強すれば理解が深まります。

苦手意識が強い科目と思われがちですが、この3つを重点的に勉強すれば専門知識と基礎知識を結び付けることが可能になります。

 2.専門的知識の基礎を暗記する

専門的知識の基礎となる部分を暗記します。少しわかりやすく説明すると、パーキンソン病で例えると中脳の黒質が変性することでドーパミンの産生が低下し、四大症状(安静時振戦、無動、筋固縮、姿勢反射障害)などが出現する、などが当てはまります。

この内容を暗記していたら、専門知識と基礎知識を結び付けることが可能になります。

 3.専門的知識と基礎知識を結び付ける

専門的知識と基礎知識を結び付ける過程に入ります。1と2の知識を基に各疾患の症状等を結び付けて考えます。後ほど解説します。

 4.QBや過去問を解いてみる

最後にQBや過去問を解いて1~3の工程の確認作業を行います。

この際に間違えた個所や内容が理解できていなかった箇所がまだ覚えきれていない箇所になります。

復習する箇所が分かりやすくなる為、その点を重点的に勉強し直せばいいことになります。

pompon
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1~4を繰り返すことによって理解が深まり、それぞれを結び付けて考える力・暗記する力が身に付くよ。

誰でも真似できる勉強方法の例

先ほど紹介したパーキンソン病についての例を挙げていきたいと思います。

まず初めに解剖学の脳・神経系、生理学のホルモンについて勉強をします。

中脳の黒質は運動の制御や調整に重要な役割を果たす神経核です。また神経伝達物質であるドーパミンが産生されており、快感や多幸感(表情の起伏)、運動機能、ノルアドレナリンなどと一緒に運動のモチベーションや自律神経の調整などに関与するホルモンです。

次にパーキンソン病の基礎について勉強します。

何らかの原因で中脳の黒質が変性(原因は不明なことが多い)することによって、運動機能や自律神経などに異常を来たし、四大症状や起立性低血圧などの自律神経障害が出現することが特徴といえます。

もう少し四大症状について説明すると、

安静時振戦は筋がリラックスしている状態でも収縮と弛緩を繰り返して起こる震えのこと、

無動はドーパミンの産生量が低下することもあり、動作のモチベーションや表情の起伏が乏しくなり動作が緩慢となり表情の変化が乏しくなること(仮面様顔貌)を指します。

また姿勢反射障害は立位時に前傾姿勢になりやすく転びやすくなるのが特徴です(すくみ足や小刻み歩行、突進様歩行)。

筋固縮は筋の収縮・弛緩を繰り返すことによって、受動運動に対して関節の歯車様又は鉛管様の抵抗がみられることが特徴です(さらに詳しくは別記事にて紹介します)。

ponpon
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このように解剖学と生理学を繋げて考えることによって脳・神経系の疾患に繋げられるよ。

まとめ

今回は、国家試験に落ちる原因、国家試験の勉強法、誰でも真似できる勉強法の例について解説してきました。

なかなか勉強に踏み出せない、勉強方法が分からない学生が多数いると思います。

しかし、この勉強法を試せば少なからず結果が出てくるのではないでしょうか?

早速この方法で勉強を始めてみましょう!

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